この投稿は、今回の台風による個人的な被災の経験を忘れないためと今後の教訓にするために書いています。
被害の内容
千葉市でも瞬間最大風速が観測史上最大の57.5m/秒を記録しました。また台風直撃もしたため自分の勤務する会社の薬局でも浸水が複数の店舗でありました。
- 強風による看板・電柱・建物外壁等への被害、倒木、車両横転、窓ガラス割れ
- 大雨による浸水
- 停電
- 停電による信号消灯、携帯電話の電波障害
- 台風一過による猛暑日。とにかく暑い。
薬局業務関連での困ったこと
- 冷所保存品の保管場所 → 医薬品卸がクーラーボックスを貸してくれた。保冷剤を家で凍らせて持っていった。
- 職場の熱中症対策 → うちわ。ドリンク。塩タブレット。霧吹き。
- 病院は非常用電源でやっているので対応しなければいけない → レセコンなしでの対応。目視による確認のみ。
- 従業員の出勤に関する判断 → 連絡先・居住地域・交通手段の把握。
- 保育園等が停電になり、子育て者は出勤できない人が一定数いる
- 病院や他の薬局の状況把握 → 情報共有システムの活用、連絡ツールの検討
- 医薬品卸の会社への電話がつながらない → 担当者の携帯の把握
- 個人宅、施設の状況把握 → 担当者の携帯の把握
- 調剤時のインシデント対策 → 普段と確認事項が異なることに対応する
- 会計ができない → オフラインでも使えるアプリ?来局管理システム?
個人の生活者として困ったこと
- ガソリンスタンドの行列
- 飲食料品の売り切れ
- 業務と家庭のバランス
- 現金しか使えないことがある(キャッシュレス不可)
- 電気駆動の機能不全(センサー式の手洗い蛇口とか)
自分には発生はしなかったけどリスクと感じたこと
- 非常用の飲料・食料の確保
- エレベーターの停止による階段昇降(3.11で経験済み)
- 立体駐車場の停止による自動車利用できない
- 携帯電波が届かない地域には何もできない
何が必要か
備えておくべきだと考えるもの
- 現金(千円札を100枚くらい必要?)
- モバイルバッテリーとケーブル(充電環境があれば少しでも充電する)
- 携帯できるサイズのソーラーパネル
- USBで動く扇風機または扇子
- 日焼け止め(UVによる消耗は案外ある)
- 虫除けスプレー(汗かくと虫がよってきやすい)
- 保冷バッグ
- 塩タブレット(水分は給水があるという前提)
- 霧吹き
- 消毒用エタノール
- 子供用のおもちゃ(ミニカーなど)
- リュック
- カロリーメイト的な食べ物(軽い・個包装)
- コップ
- 歯ブラシ
- 時計
- 懐中電燈
- タオル
- 筆記用具
思いついたら追記していきます。
実際にかばんにどこまで入るのかわからないので、優先順位を決める必要はあると思います。
病院などへの連絡
病院などは自家発電や非常用電源などで対応していることが多いです。
また薬局の情報を薬剤師会などを通じて市民へ発信する必要もあります。
- 薬局の状況の報告(受付可否など)
- 病院の対応の把握
- 処方箋FAXコーナーへの連絡
- 復旧時の連絡(病院・FAXコーナー)
- 薬剤師会等への連絡
- est-aidなどの災害情報共有システムへの更新
とにかく色々なことに対応をしないといけないと追われていました。
今後も思いつく限り追記します。
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