※個人的なメモの要素も多分に含んでいます。
令和元年10月の薬価改定の意味
2019年10月の薬価改定では、消費増税に合わせたタイミングでの改定なので、減らすだけではなく、増税による負担増を打ち消す意味合いで薬価が従来よりも高くなる医薬品もあります。
メーカーにもよりますが、カルボシステイン錠やロキソプロフェンナトリウム錠などの薬局において多く在庫している医薬品でも薬価が高くなっています。(元々が10円未満なので1円程度あがるだけですが・・・)
今回の薬価改定の加減による対応はまとめるまでもありませんが、以下の通りです。
薬価のあがるものは10月になれば価値があがるので、より多く在庫しておいてもいいのかもしれません。ただし、保管するスペースもコストになることも考えないといけません。
薬価が変わらないものについては、特になにもせずです。する理由がありません。
薬価が下がるものについては、なるべく在庫数を少なくして9月末を迎えたい。
薬価が下がるものの中で優先順位をつけるとどうなるか
- 薬価下落率が大きく、在庫金額が大きいもの
- 薬価下落率が小さく、在庫金額が大きいもの
- 薬価下落率が大きく、在庫金額の少ないもの
- 薬価下落率が小さく、在庫金額が小さいもの
1と4は文句なしですが、2と3は逆転するかもしれません。
大きい、小さいの定義というか基準も明確に設定はしていないので、絶対的な在庫金額の下落幅が大きいほうから手をつけようとは思います。
別の観点、医薬品の使用頻度から考える
- 使用頻度が低い、または限定されているもの
- 使用頻度が高いもの
1のほうがコントロールはしやすいので、優先して処理します。ご利用は計画的に♫
2は毎日出庫があるものをイメージしています。最終営業日にどこまでタイトに絞ることができるかにかかってくるので、通常の1日あたりの出庫数量を考慮して在庫をコントロールします。
中間的な使用頻度のものをどうやって処理するかのルールづくりが必要になりそうです。
まとめ
本当に当たり前のことしか書いていませんが、書いておいて可視化できる状態にしておくことで作業効率があがると考えています。やるべきことを明確にすることは重要です。
今回のまとめから、今後に必要なパラメーターは薬価下落率と在庫金額と使用頻度になることが明らかになったので、明日からはその数字を出しながら仕事をしていきたいと思います。
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