新型コロナウイルスの影響で、集合型の研修などの開催が困難になってきており、動画の需要が増えている印象です。
実際に社内研修でも動画配信をする話も出ています。
そこで、今回はHTML5から使えるようになった<video>タグと動画配信システムを構築してみようと思います。
おおまかな手順は以下の通り
- iMovieなどで編集した動画ファイルを用意する(MP4形式)
- MP4をストリーミング形式で使用するm3u8ファイルに変換する
- hls.jsを使ってコーディングする
iMovieなどで編集した動画ファイルを用意する(MP4形式)
MP4をストリーミング形式で使用するm3u8ファイルに変換する
M3Uフォーマットの一般的な使用方法として、単一のエントリにURLを記述することがあげられる。このファイルのおかげで、ストリーミングへのアクセス、ウェブサイトからのダウンロード、インターネットラジオの視聴が容易になる。
iOSのHTTP Live Streamingフォーマットは"M3U" and "M3U8" ファイルをもとにしている。
ストリーミングの特長は以下の通り。こちらもWikipediaより。
通常、ファイルはダウンロード完了後に開く動作が行われるが、動画のようなサイズの大きいファイルを再生する際にはダウンロードに非常に時間がかかってしまい、特にライブ配信では大きな支障が出る。そこで、ファイルをダウンロードしながら、同時に再生をすることにより、ユーザーの待ち時間が大幅に短縮される。
見るのも快適ですが、少しずつダウンロードしながら再生するので、通信量の点でも見た部分のダウンロードしかされないのでメリットがあります。
というわけで、ストリーミング用にmp4をm3u8に変更する必要があります。
私はmacを使っているので、Appleの公開している「HTTP Live Streaming Tools」を使います。ffmpegというソフトでもできるらしいですが、やっていません。
「HTTP Live Streaming Tools」のインストール



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