ジェネリック医薬品の価格

2011年1月14日金曜日

ジェネリック医薬品 薬価

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今日、薬局での業務が終わってから、本社でジェネリック医薬品の採用についての会議があり参加してきました。

採用の基準には、流通の状況、添加物、分包の可否など様々な要因があります。

その中にはもちろん薬価も含まれていますが、今回はちょっと薬価について考えてみようと思います。


まず薬の値段というのは薬価収載によって決められています。

日本全国どこの調剤薬局でもらっても、保険で薬をもらう場合には、薬剤料は同じになります。(ほかの加算などで変ってくることはあります)

そこで、ジェネリックを検討する場合に薬価が安い方が良いのか、そうでないほうが良いのか検討してみましょう。

薬価が安い場合
・患者負担、国の医療費を抑えることができる
・ほかのジェネリックの薬品名で処方がきていても、薬価が高くならなければほかのジェネリックに変更が可能である

薬価が高い場合
・ジェネリックに変えたことによる薬剤料の低減を少なくすませられる
・後発品調剤に関する加算を得るための薬局側のコストが少ない

こんなところかと思います。
どちらが良いかは個々に判断したほうがいい内容だと思います。

管理人

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薬剤師・エンジニア 公認スポーツファーマシスト 医療情報技師

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